新年早々暗い話題で申し訳ないのですが、ハリネズミのあずきが去年の12月22日に亡くなったことをご報告しておきます。
去年の7月頃に肩に腫瘍が出来ているのを見つけ、最初はその治療をしていたのですがそれから少しして血尿が。
血尿の原因は子宮からの不正出血でした。
治すんだったら手術、ごまかしながら延命をするなら薬を飲ませる。
この2択だよと先生に言われて私達は後者を選びました。
手術を選択しなかった理由は、まずはあずきが高齢であったこと。
2017年4月から我が家に来たから産まれたのはもう少し前。
細かい月齢はわからないけど病気だと気付いた時点で5歳は超えていました。
高齢のあずきに手術は耐えれるのか?その点の心配と、費用の面です。
飼い主失格と思われたくないからあんまり言いたくないけど、費用の面が理由としては1番大きいです。
手術代は約20万円。
正直に書くと、平均年齢を超えたあずきがもし手術をして助かったとしても後どれくらい生きれるのか?と思っていました。
最初のうちは肩の腫瘍があっても変わらずに生活をしていたあずきでしたが、腫瘍がどんどん大きくなり歩きにくそうになったり腫瘍が床にすれてかさぶたに。
深夜カラカラしてうるさいなーと思っていた回し車も、腫瘍にひっかかったりしたら危ないので撤去。
血尿は薬で抑えていたけどたまに凄い量が出ていました。
それでも亡くなる5日前くらいまではご飯もよく食べていたのですが、だんだん何も食べなくなり私達が朝起きた時にはもう亡くなっていました。
あずきは幸せだったのかな?とよく考えます。
最低限(ご飯、掃除、温度等)のことはしていたけど、私達に懐くことはなくむしろ苦手だったと思うしな〜。
病院には月に2回連れて行ってたけど、人間が好きじゃないから病院から帰ってきた後はいつもぐったりしてたし。
私がやってたことは全てエゴだったんじゃないかと何回も考えました。
あずきとは何年も一緒にいたのにあずきの好きな物も何もわからずじまいで、日々悪くなりしんどそうなあずきを見ると、もしかしたらあずきは延命を望んでないのかもしれないとも何度も思いました。
今でも私のしたことは良かったのか悪かったのかはわからないけど、私はあずきと過ごせて幸せでした。
腫瘍が出来る前の1番最近のあずき。
色んな痛みや辛さから解放されて、回し車で思いきり走れてますように。
ごめんね、ありがとう。